食と農・かきのきむら企業組合

島根県にある柿木村の農家の集まりです。柿木村は35年以上前から有機農業を地区全体で取り組んできました。作物のこと、日々の出来事など書いていけたらと思います。

5月に入ってほとんど雨の降らない柿木村です。

どの農家さんと話をしても話題はお天気のこと。どこかに出かけるのには晴れているほうが良いですが、農家にとっては雨がないことは死活問題です。

こればかりは人間の力ではどうしようもないので、待つことしか出来ません。昔の人も同じような気持ちで、雨乞いの神事を行っていたのかもしれませんね。

 

さて、今日は小ねぎの調整作業にお邪魔してきました。(ここでも話題は天気…。今晩、ちらっと降るかもしれないとのこと)

小ねぎはハウス内で栽培されており、収穫後は写真のようにひとつひとつ手作業で色が変わっている部分やごみなどを取り除いていきます。その後は規格に合わせて重さを測り袋に詰めて出荷となります。

買う側にはなかなか見えにくい部分ですが、このような過程を経てお店やご注文を頂いた方の手元に届くことを少しでも知ってもらえたら嬉しく思います。

 

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