食と農・かきのきむら企業組合

島根県にある柿木村の農家の集まりです。柿木村は35年以上前から有機農業を地区全体で取り組んできました。作物のこと、日々の出来事など書いていけたらと思います。

寒暖の聖地。

寒い!

朝晩が寒いんですよ!

朝晩にいたってはぜんぜん春感がないのです。

だってそのはず、今日の最低気温は3度。。。

 

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一日の中での寒暖差はなんと

 

 

21℃!!

 

「はあ?」ってなりません?すごいんですよ。

なので勝手に「寒暖の聖地」と呼ぶことにしました 笑

でも悪いことばっかりじゃなくてお米のおいしさに良い影響があるのです↓

 

お米のおいしさを担うでんぷんは、昼間に光合成で作られ、日の当たらない夜間に消耗されますが、夜間の気温が高まると稲の呼吸作用は高まり、日中に蓄えたでんぷんが消費されてしまい品質が劣化します。


ですが、柿木村のような中山間地帯では栽培期の昼夜の温度差が非常に大きいため、昼間に光合成で蓄えられたでんぷんの消耗が、夜間の低気温によって抑えられます。
この気温差が、お米の食味を保つ一因になっています。

 

 うん。

まあこれでかろうじて朝晩寒いのも我慢するかという気持ちになれます。

だって米はうまいほうがいいもんね。

友達が広島なんかからやってくると、「お米おいしいね」って言ってくれます。

素直に嬉しい◎

 

ということで、日が出てきて少しずつ暖かくなってきている柿木村からお伝えしました。