台風10号 その後
台風10号の続き。
先日、15日に記事を書きましたが、あの日は夕方から夜にかけて少しだけ風が強まりましたが、吉賀町には特に大きな被害も無く通り過ぎていきました。
中国地方を縦断する台風でしたので、心配をしていましたがなにごともなくほっとしています。特に早生品種のコシヒカリなどは、もうすぐ稲刈りという頃でしたのでよかったです。
しかし他の地域では被害が出ていたようで、日本農業新聞によると和歌山県新宮市では強風によりパイプハウスが破損、香川県東かがわ市では水稲が倒伏するという被害が出ているとされていました。
こうした被害は金銭面での負担も大きいですが、精神面でも非常に大きな負担になるように思います。育ててきたものがだめになってしまうというのは、時間と手間をかければかけただけ、跳ね返ってくるものが大きいのだろうと想像します。
近年、自然災害の被害が大きくなっていることを受けて、農林水産省では農業をやめてしまう人がでないようにと、その対策に予算もつけているようですが、実際の離農者数のどのように推移しているのでしょうか。
食べ物は私たちが生きていくためには欠かせないものです。それを一生懸命に作ってくれる人が報われる社会になってほしいですね。