ぼかし作り
今日は肥料の話です。
一口に有機農家と言ってもどんな肥料を使うかというのは人それぞれで、先日のように鶏糞を買う方もいれば、自分でぼかしを作っているという方もいます。
そのぼかし作りの手伝いをさせてもらったのでそのことについて書こうと思います。
材料は、米ぬか、もみ、油かす、以前作ったぼかしの4つ。
まずは4つをそれぞれをまいて、均等に混ぜます。(このときは乾燥しているので混ぜやすい)
次は水をまきます。それからまた混ぜるのですが、今度は水分を含んでいるので、けっこうな重労働です。
混ぜたら寒冷紗をかけて2,3日そのままに。
そうすると発酵が進んで、50度近くになります。先に作ってあったものに手を入れてみると暖かったです。
それからは温度が上がり過ぎないように、一日一回の切り返し(混ぜる)作業が必要です。その度に温度をチェックし、だんだんと温度が下がってきたら完成とのこと。
この材料の配合は農家さんが作り続けていく中で今の作り方に落ち着いたようで、以前は鶏糞を入れていたこともあるそうです。
大規模になれば難しいですが、自分でぼかしを作れば経費の削減にもつながりますし、肥料袋のゴミもでません。良いことづくめです。
せっかく教わったので自分でも真似したいなあと思っています!!
キヌヤ西益田店試食会
今日の柿木、寒いです。
手先が冷たい・・・。
が、まだまだ雪は降らないようです。
1月の中頃まで雪が降らないのはめったにないと聞きました。
自然が相手の農家さんには大変な出来事です。
ここから本題です。先日もお伝えしましたが、有機野菜コーナーがキヌヤ様の西益田店へと移動しました。
コーナーと有機野菜の定着ができるよう、明日は野菜の試食も用意してお待ちしています。
近隣の方はぜひよろしくお願いします。
グリーンコンポ
春はまだ先ですが、次のシーズンに向けての準備が始まりました。
秋川牧園さんの鶏糞肥料(グリーンコンポ)がでっかいトラックに載って運ばれてきました。
秋川牧園さんの本社は山口市にあり、安全性の高いこだわりの野菜・肉・牛乳・卵などの販売をされています。
今回の鶏糞ですが、飼料が安全なので、安心して使うことが出来ます。
秋川牧園で生産する畜産物の安心・安全面の確立において、最も重視していることは飼料の安全性です。あまり知られていないことですが、飼料の残留する農薬を通して、卵やお肉などの畜産物に農薬や有害化学物質が残留するリスクがあります。
秋川牧園では、この問題に1972年の創業以来取り組み、残留農薬安心の畜産物の確立、全植物性飼料の開発、ポストハーベスト無農薬・遺伝子組み換えしないnon-GMO飼料原料の使用など、様々な成果を実現してきました。
〈HPから引用〉
「ここの鶏糞は使いやすい」と農家の皆さんが口を揃えて言うので間違いないのだと思います。
また機会があれば肥料のことなど発信していければなと思います。
仕事始め
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
2016年を迎え、なんとも暖かい正月を過ごしました。昨日の日中は15℃くらいだったのではないでしょうか??
野菜が前倒しで育ちすぎないかと心配です。
さて、食と農・かきのきむら企業組合も設立から2年目となります。
新しいことにも取り組みつつ、基本的なことをコツコツと積み重ねられるような年にしたいなと思います。