野菜紹介 キャベツ
つくしも生えて、うぐいすも鳴き、トウ立ちした畑の野菜たちが黄色い花を付けて、にぎやかになりました。桜は今が満開です。最近は、ジャガイモの不足で、菓子類の製造が出来ないとニュースになっていますね。お店で種芋をまだ見かけるので、少しでも植える人が増えればと思います。食べずに種として保管したものを大切にしたいですね。(4月14日)
キャベツは甘藍(カンラン)と呼ぶこともあるのを知っていますか?私は、年配の方と話していてこの呼び名を知りました。種の名称でも「○○甘藍」というのがあるので、探してみてください。
キャベツは、どんな食べ方もおいしいですが、春のキャベツは、蒸野菜にしてたっぷり食べて頂きたいなと思います。芯もどうぞ残さず食べて下さい。
野菜紹介 スティックセニョール
花を散らす強い風が吹いています。この時期の風は、とても強く、ハウスの鉄パイプを曲げることもあります。(4月7日)
スティックセニョールはブロッコリーとカイランという中国野菜を掛け合わせた品種だそうです。脇芽を次々に収穫する野菜です。つぼみの状態で組合員の皆さまに届きますが、まだ生きているので、暖かいところに長く置くと、花が咲いてしまうかもしれません。できるだけ早く召し上がって下さい。調理方法は、さっと茹でて、ドレッシングで食べたり、ベーコンと合わせて、パスタにしてはいかがでしょうか?歯ごたえが残るぐらいの加熱具合が、一番おいしいです。
「山菜を食べる会」
4月24日に柿木村有機農業研究会主催の「山菜を食べる会」が行われました。今年は昨年よりも多い参加で、50名近くの方と交流が出来ました。
まずは山へ山菜採りへ。
天気にも恵まれ、春の山はキラキラとしてとっても心地よかったです。
帰ってからは揚げたて天ぷらをいただきます。
天ぷらの材料がとっても美しい!!
熊本を中心に九州地方で大きな地震がありましたが、会長の福原からは「そういうときにためにも山の食べられる物を知っておく必要がある」と話がありました。若い人は知識と経験を先輩方からしっかりと学ばなくてはいけませんね。
美味しいおかずは農家のお母さん達が朝から準備をしてくれました。
調味料も道の駅でそろえ(柿木の道の駅は自然食品店並の品揃えです!!)添加物のない本物を使っています。味噌はもちろん柿木の味噌。
各テーブルに生産者も混じり、ワイワイと交流。「山菜が大好き!」「毎年楽しみにしている」という声が多かったです。みんなお腹いっぱい食べて、余ったものは持ち帰り。
こうした交流と共に“有機的な暮らし”がもっともっと広がっていけばよいなと思います。
高津川倶楽部・生産者インタビュー
いわきおてんとSUN企業組合
今日の午後は福島県のいわき市からいわきおてんとSUN企業組合(素敵なHPです!冊子も送っていただいたのですが、こちらも素敵でした*)の方が2名視察に来られます。
いわきおてんとSUN企業組合
福島県いわきだからできること、しなければならないこと・・・いわきの明日、持続可能な未来に向けて,3つの復興まちづくりに取り組み始めました。
2011年の準備期間を経て、2012年より、地域住民、避難移住者、農家、事業者、地域づくり団体、NPO、首都圏ボランティア、そして自治体など、様々な人と人の輪をつなぎながら、オーガニックコットン、復興スタディツアーから自然エネルギーまで、市民が主体となった希望のまちづくりにチャレンジしています。震災前より、福島県いわき市を拠点にNPOや地域づくり活動を行ってきた6名が中心となり、震災後に、独自の復興活動を行いながらも、復興への思いや福島やいわきの未来ビジョンを共有し、市民自らが、市民のために行う地域づくりを協働し、実践していくために、"いわきおてんとSUNプロジェクト"を立ち上げました。オーガニックコットン、スタディツアー、コミュニティ電力などの復興まちづくりに取り組み、2013年2月に法人格(企業組合)を取得しています。今後、様々な団体や人との連携を深め、より大きな人の輪に広めていければと考えています。(HPより引用)
昨年11月のPARC自由学校の視察に来られた方のつながりで柿木に来ることが決まり、ご縁に感謝しています。震災から6年目が始まったばかりですが、“何が出来るのか” “どんな社会で、どんな生き方がしたいのか” “具体的にどう動く??” そんなあれこれの良い情報交換の場になればと思っています。また、お互い企業組合ということもあり、その辺も気になるところです。
視察のあとははらだや旅館さんでのささやかな交流会もします。夜まで時間はたっぷりとあるのでたくさん参考にさせていただきたいなあと思います。
いろいろ気になります。楽しみです!!
かきのき保育所が厚生労働大臣賞を受賞!!
かきのき保育所の取り組みが、食育コンテストで厚生労働大臣賞を受賞とのことで山陰中央新報に掲載されていました。
保育所には毎日野菜を届けているのでとっても嬉しいニュースです。
園児が野菜栽培や給食の献立作りに取り組んでいる、島根県吉賀町柿木村柿木のかきのき保育所(34人)が、全国公募の食育コンテストで最優秀賞に当たる厚生労働大臣賞に選ばれた。園児は考えたメニューの調理にも挑戦。家で積極的に台所に立つようになるなど成果が表れており、継続的な取り組みが高い評価を得た。('16/03/09 )
かきのき保育所のHPにもとっても良いことが載っていました。
「食べることは生きること」子どもたちは自然や人とふれあい・かかわり・まみれる中で、豊かな心と体を育てていきます。その根本は、よい生活リズムでしっかり食べること。朝食の欠食やおやつの頻度の摂取、食べる意欲の欠如、孤食や偏食、咀嚼の問題など子どもの食生活に関する問題は、様々なものがあります。食習慣は短期間でできるものではなく、乳児期から少しずつ習慣化されるものです。生きていくために大事な食を体験を通して大切にする子どもに育ってほしい…との願いをもちながら、これからも食育に取り組んでいきたいと思います。「食材について」○地元の有機野菜を中心とした和え物、煮物、汁物を多く取り入れた献立にしています。○季節感のある旬のものを、一番おいしい時季に使うようにしています。○味付けは薄味で、素材の持ち味を大切に、化学調味料や加工食品はできるだけ使っていません。○米は地元の胚芽五分づき米を使用しています。