台風10号 その後
台風10号の続き。
先日、15日に記事を書きましたが、あの日は夕方から夜にかけて少しだけ風が強まりましたが、吉賀町には特に大きな被害も無く通り過ぎていきました。
中国地方を縦断する台風でしたので、心配をしていましたがなにごともなくほっとしています。特に早生品種のコシヒカリなどは、もうすぐ稲刈りという頃でしたのでよかったです。
しかし他の地域では被害が出ていたようで、日本農業新聞によると和歌山県新宮市では強風によりパイプハウスが破損、香川県東かがわ市では水稲が倒伏するという被害が出ているとされていました。
こうした被害は金銭面での負担も大きいですが、精神面でも非常に大きな負担になるように思います。育ててきたものがだめになってしまうというのは、時間と手間をかければかけただけ、跳ね返ってくるものが大きいのだろうと想像します。
近年、自然災害の被害が大きくなっていることを受けて、農林水産省では農業をやめてしまう人がでないようにと、その対策に予算もつけているようですが、実際の離農者数のどのように推移しているのでしょうか。
食べ物は私たちが生きていくためには欠かせないものです。それを一生懸命に作ってくれる人が報われる社会になってほしいですね。
もうすぐ??
令和元年8月15日 10時44分
あいつが、もうすぐあいつがくるらしい。
台風です。台風10号。
しかし不思議だ。雨も風もないのです。
ほんとうにくるのだろうか。
ついさきほどは、避難準備・高齢者等避難開始という警報が発令された。
今どこ??
グーグル先生に聞いてみた。
なんと今後は松江の上を通過!!
以下、気象庁さんのホームページより。
台風に伴う風の特性
台風は巨大な空気の渦巻きになっており、地上付近では上から見て反時計回りに強い風が吹き込んでいます。そのため、進行方向に向かって右の半円では、台風自身の風と台風を移動させる周りの風が同じ方向に吹くため風が強くなります。逆に左の半円では台風自身の風が逆になるので、右の半円に比べると風速がいくぶん小さくなります。
下図は過去の台風の地上での風速分布を右半円と左半円に分けて示した図です。進行方向に向かって右の半円の方が風が強いことが分かります。
↑ということなので台風の西側にある吉賀町は比較的穏やかなのでしょうか。
ですが、油断はできません!!
しばらくは用心して、様子見です。
農作物などに影響がありませんように。
アンテナショップの危機
はてなブログには今週のお題なるものが存在し、それによると「人生最大の危機」というのが今回のお題のようです。
当組合や我が町のピンチとはなんだろうなと考えたときに、ひとつありました!ピンときました!!
(人生最大かでいうとわかりませんが…)
町の第三セクターが運営してきた吉賀町のアンテナショップ(広島の廿日市にあります)を突然「春からやめる」という話になったのです。確か2月だったと思います。生産者も私たちも名耳に水でした。
運営組織は違えど、町の有機農産物を扱う大切な場所です。実際、当組合の生産者はアンテナショップにも出荷しているという方がほとんどです。
それからというもの生産者側からなんとか存続ができないものかと話し合いがもたれ町に意見書を提出したり、アンテナショップ周辺に住む方々が存続希望の署名運動などをしていただいたりとしました。
それで紆余曲折あったのですが、当組合が事業を受け継ぎアンテナショップを継続することとなったのです。新聞等でも報道されて、プライベートでも広島に出るたびに、「アンテナショップやめるんでしょ?」と声をかけられていたので、ひとまず継続できることには一安心です。
ですが、本当に大変なのはこれから。有機農家を守れるような健全な運営をしていかなくてはなりません。そのため現在は、運営体系、陳列棚や商品、ありとあらゆることの検討作業中で、リニューアルオープンは九月の上旬の予定です。
詳しい日取りが決まりましたらこちらでもご案内したいと思います。廿日市周辺での署名は2,000名近く集まったとか。
期待は大きいですね。頑張ります◎
海
今週のお題が「海」とのことですので、それをテーマに書いてみたいと思います。
https://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/odai
山に住んでいると海に行きたくなるし、海に住んでいれば山に行きたくなる。結局無いものなだりなのかもしれませんが、柿木に住んでいると、とにかく海が恋しいのです。
地図でみるとよーくわかるのですが、町内のほとんどが山林に覆われているのでやっぱりそういう気持ちになります。
こんな立地ですが、日本海に1時間、瀬戸内海にも1時間半程度でいけるというのが魅力なのです!!
実際、車さえあれば不便だなーと感じることはそんなにありません。
AMAZONだって届くし。
海を見て、波の音を聴くと癒されます。
また山の生活に、「うわーーーっ」となったら出かけてみようと思います。
参院選 ≒ 山陰線?
参議院選挙が昨日(7月4日)告示され選挙がスタートしました。
島根県の場合は隣の鳥取県と合区になっていて、現時点で3人の候補者が立候補しているようです。
隣の鳥取県なんて言ってもわが吉賀町は西のはじっこなので、鳥取なんてほんとーに遠いところですよ。県庁所在地の松江だって遠いというのに。
ところでサンインセンと聞くと我々は山陰線が思わず頭に浮かびます。正確には山陰本線ですがどうしてもそっちになってしまいます。
京都を出発し鳥取、島根を経由して山口に行く電車です。島根の端の益田駅から鳥取の端の東浜駅までの所要時間は、(特急を使って)4時間ちょっとです。遠い。やっぱり遠い。
なので、合区と言われても正直ピンとこないし、選挙戦をする候補者の方も2県にまたがって演説にまわるのはとても大変なことと思います。(東西約300キロ)
選挙の話は農業と離れた問題では全然なく、議員の考える政策によって農業従事者は左右されるわけです。いろいろと取り組みべき課題はたくさんありますが、農業に真剣に取り組んでくれる候補者はだれなのかなという視点も持って見つめてみたいと思います。
どうぞみなさん、自分のことだけでなく未来の子どもたちのことをよーく考えて選挙にいってください。
川野夏橙
梅雨入りした柿木村は今日もムシムシ、雨も降っております。
さて、今回は川野夏橙のはなし。
川野夏橙って??
甘夏のことみたいなんですよ。
甘夏のことみたいというより、甘夏の正式名称が川野夏橙と言うらしいです。
「甘夏」は「夏みかん」の枝変わりとして誕生した柑橘で、品種名は「川野夏橙(かわのなつだいだい)」といいます。1935年(昭和10年)頃に大分県津久見市の川野豊氏の農園で発見され、1950年(昭和25年)に品種登録されました。
夏みかんに比べて酸味が少なく食べやすいのが特徴。香りがよくて甘みの中に酸味があり、さわやかな甘酸っぱさが楽しめます。皮はかためで厚く、じょうのう膜(薄皮)も厚め。重さは300~400gくらいです。庭木としても人気で、春になると甘夏の実がたわわになった木をよく見かけます。
枝変わり(えだがわり)とは、植物のある枝だけに関して、新芽・葉・花・果実などが、成長点の突然変異などによって、その個体が持っている遺伝形質とは違うものを生じる現象である。動物であれば、体細胞の突然変異が新たな個体に反映することはまずあり得ないが、植物では成長点から先へ先へと体が作られてゆくため、変異しなかった部分と区別され、形質として固定する可能性がある。
今回は岩国市の消費者さんの繋がりで、柳井市の平郡島ミカン農家の方から購入させていただきました。
食べてみると、なるほど、すっきりさわやか。
やさしい味がします。
うめー。
今日は梅肉エキスの日。
大阪に梅研究会なるものが存在するんですね!!
ウェブサイトもしっかりとしています。
海外旅行のお供として、チューブタイプの梅肉をおすすめされていましたよ。
梅肉エキスの主な効果
免疫力について
人間の免疫システムのひとつであるマクロファージは体内に侵入してきた有害物質や、がん細胞を排除します。
梅肉エキスにはこのマクロファージを活性化する作用があり、現代病対策にもなります。
アレルギー改善
梅肉エキスには抗ヒスタミン効果があります。
また、それと同時に免疫システムを整える効能があります。免疫障害によって引き起こされるアレルギー疾患の改善にも繋がります。
アンチエイジング・美容
お肌の老化の最大の的、「活性酸素」。
梅肉エキスには活性酸素を除去することができるクロロゲン酸やムメフラールなどが含まれているため、お肌のたるみやしわを防ぐアンチエイジング効果があると言えます。
整腸作用
梅肉エキスには胃腸の動きを助ける作用もあります。
血流改善
梅肉エキスに含まれるムメフラールには、血流を改善する効果があるということが証明されています。
脳梗塞や心筋梗塞の原因になる血栓対策にも効果が期待できるそうです。
そろそろ梅の時期。
梅干、梅シロップ、梅酒etc
私事ですが、今年は梅干も梅酒も梅シロップも全部作ろうかなと。
特に梅酒は泡盛と黒糖でつくってみようかなと思っているところです。