食と農・かきのきむら企業組合

島根県にある柿木村の農家の集まりです。柿木村は35年以上前から有機農業を地区全体で取り組んできました。作物のこと、日々の出来事など書いていけたらと思います。

IUターン者のはなし

今年からIUターン者がグループを作って、田植えから稲刈りまでを一通りやっています。田んぼをやりたいと思っても、まずは場所を借りたり、道具を用意したり、栽培の方法だったり、人手だったりとハードルがいくつもあります。

それをグループ単位でベテランの農家さんに教えてもらいながら行うということで超えていこうというわけです。

耕作放棄地対策にもなりますし、うまくいけば一石二鳥以上の効果が・・・。

それで、そろそろ稲刈りなわけです。おいしい新米が食べられるかなー。

出来たらまたご報告します。

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※写真は関係ないけど涼しそうなので高津川

梅雨時期なのになかなか雨が降りませんでしたが、先日ドサッと降りました。柿木村は被害はほとんどありませんでしたが、お隣の益田市などは大きく被害を受けた地域もあるようでした。

農作物を育てるには雨は必須ですが、人間の力ではコントロールできませんので、こればかりはどうしようもないですね。

何事もほどほどがちょうどよいのでしょうね。

 

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5月に入ってほとんど雨の降らない柿木村です。

どの農家さんと話をしても話題はお天気のこと。どこかに出かけるのには晴れているほうが良いですが、農家にとっては雨がないことは死活問題です。

こればかりは人間の力ではどうしようもないので、待つことしか出来ません。昔の人も同じような気持ちで、雨乞いの神事を行っていたのかもしれませんね。

 

さて、今日は小ねぎの調整作業にお邪魔してきました。(ここでも話題は天気…。今晩、ちらっと降るかもしれないとのこと)

小ねぎはハウス内で栽培されており、収穫後は写真のようにひとつひとつ手作業で色が変わっている部分やごみなどを取り除いていきます。その後は規格に合わせて重さを測り袋に詰めて出荷となります。

買う側にはなかなか見えにくい部分ですが、このような過程を経てお店やご注文を頂いた方の手元に届くことを少しでも知ってもらえたら嬉しく思います。

 

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野菜紹介 チンゲンサイ

 この季節の悩みといえば、ツバメです。人が通るところに巣作りをするので、糞が落ちて困ります。でも、このツバメたちが、東南アジアから渡ってきたことを思い出すと、長旅をねぎらい、暖かい気持ちで受け入れたくもなります。山の緑、ツバメ、水を張り始めた水田。人間の生活と自然が作り出す美しい風景がいつもそこにあるのは、とても幸せなことです。

 

 チンゲンサイは、歯ごたえのある茎が魅力の野菜です。収穫する時に、生でかじってみたこともありますが、おいしいです。チンゲンサイの栽培は、プランターでもできます。一粒ずつ15㎝間隔にまけば、間引きいらずで、充分な大きさに育ちます。生育が早く、あっという間に大きくなります。一袋3~4株のチンゲンサイを見慣れていると、違う野菜に見える程の大きさです。

野菜紹介 小ねぎ

桜が散ったのを合図に、木木が芽吹き始めています。この辺では大抵どの家にでもある柿の木の芽が、かわいらしいですよ。老木が、毎年新しい芽を出すのを見ると、人間も、老いていく中にも、常に新しい何かがあるのだろうと思います。最近はヒョウが降りました。天気の変化が急な時期を過ぎ、これからは、晴れ続きで畑が乾き、農作業がはかどりそうです。(4月22日)

 

 野菜セットに入っている小ねぎは、ハウス栽培です。ハウスは自然に雨が降らない分、肥料をまくときに均一になるように気を使います。人工の散水では、雨ほど肥料分が流動しません。小ねぎが生えそろった時に、土の状態が、葉の色合いに如実に表れます。生産者は、そしてそれぞれのハウスのくせを考慮して栽培しています。

野菜紹介 キャベツ

 つくしも生えて、うぐいすも鳴き、トウ立ちした畑の野菜たちが黄色い花を付けて、にぎやかになりました。桜は今が満開です。最近は、ジャガイモの不足で、菓子類の製造が出来ないとニュースになっていますね。お店で種芋をまだ見かけるので、少しでも植える人が増えればと思います。食べずに種として保管したものを大切にしたいですね。(4月14日)

 

 キャベツは甘藍(カンラン)と呼ぶこともあるのを知っていますか?私は、年配の方と話していてこの呼び名を知りました。種の名称でも「○○甘藍」というのがあるので、探してみてください。 

 

 キャベツは、どんな食べ方もおいしいですが、春のキャベツは、蒸野菜にしてたっぷり食べて頂きたいなと思います。芯もどうぞ残さず食べて下さい。

野菜紹介 スティックセニョール

 花を散らす強い風が吹いています。この時期の風は、とても強く、ハウスの鉄パイプを曲げることもあります。(4月7日)

 

  スティックセニョールはブロッコリーとカイランという中国野菜を掛け合わせた品種だそうです。脇芽を次々に収穫する野菜です。つぼみの状態で組合員の皆さまに届きますが、まだ生きているので、暖かいところに長く置くと、花が咲いてしまうかもしれません。できるだけ早く召し上がって下さい。調理方法は、さっと茹でて、ドレッシングで食べたり、ベーコンと合わせて、パスタにしてはいかがでしょうか?歯ごたえが残るぐらいの加熱具合が、一番おいしいです。

 

 セニョールは英語でミスターに当たるスペイン語です。野菜を食べて、スペイン語まで覚えられるなんて素敵です。